PlayMemories HomeがなくてもAVCHD形式を認識・保存する方法

今更の話題ですが、Sony系のカメラを利用している人の中には、「PlayMemories Home」が提供終了で困っている人も多いのではないでしょうか。
写真や特定の動画形式(MP3)であればSonyの提供する「Imaging Edge Mobile」で管理する方もいれば、SDカードから直接データを取得しPCでフォルダで管理する人、また別の代替サービスを利用し管理するなど方法は様々です。

この記事では主にmac利用者にとって、簡単に費用をかけることなく「PlayMemories Home」や「Imaging Edge Mobile」がなくても「AVCHD形式」ファイルを認識・保存する方法を紹介します。

PlayMemories Homeはまだ使えるの?

「PlayMemories Home」を以前からインストールをしていて、且つmacOSのバージョンアップをしていなかれば、おそらく利用は可能かと思います。(検証の術がなし)
macOSのバージョンが「10.15」以上はインストールできても起動できないとあります。
PCのOSアップデートなどはセキュリティの観点でも重要なので、アップデート前提である場合は「PlayMemories Home」は使えないと判断した方がいいでしょう。

引用元:
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/disoft/int/download/playmemories-home/mac/ja/
引用元:
https://www.sony.jp/support/software/playmemories-home/download/install-mac.html

macOS「14.2.1」の状態で試しに「PlayMemories Home」をインストールしてみましたが、やはりダメなようです。

Sony製のカメラで撮影したデータをSDカードで確認する

SDカードからファイル取得できれば問題ないという方も多いと思います。
実際のところ、写真データと動画データ(MP3)であれば問題なく認識し、取得が可能です。

AVCHD形式はSDカードから取得できない

カメラの設定で動画ファイルの保存形式を「AVCHD」にしている場合もあるため、そのような方は注意が必要です。

画像にある通り、写真データと動画データ(MP3)は問題なく認識されていますが、AVCHDに関してはフォルダ階層はあるものの最下層に潜っても動画データはありませんでした。

せっかく撮影したデータが「取り出せない」というのは非常に残念ですし、昨今でYoutuberをはじめSNSなどで動画データを扱う人も多いかと思うので、影響度は大きいかと思います。

AVCHD形式で記録したデータも問題なく、取得できる方法は次の項目で紹介します。

PlayMemories Homeの代替手段は?

「PlayMemories Home」には「Imaging Edge Mobile」という別のSony製のサービスで継続をしているようです。
他にもネットにある記事コンテンツでは、代替サービスを利用し管理をしているケースなどの紹介もありました。
ここでは、「PlayMemories Home」に変わるサービスを紹介します。

Imaging Edge Mobile

Sony製のいわゆる公式サービスです。
写真またMP3の動画であれば、PlayMemories Homeのように管理が可能です。
ただし、AVCHD形式の動画は認識はしていましたが、スマホなどへの転送はできませんでした。

Imaging Edge Mobile の詳細

・スマートフォンへの静止画・動画の転送
・リモート撮影
・撮影画像への位置情報の付与
・動画保存形式でAVCHD形式の動画ファイルは管理の対象外

iMovie(おすすめ)

macに標準で入っている「iMovie」です。
Sony製のファイル管理を前提としたUIではありませんが、写真や動画を認識し、「マイメディア」として管理することができます。
写真や動画ファイルも問題なく、今回課題となっていた「AVCHD形式」の動画も認識してくれました。

前の項目でフォルダ階層では写真とMP3の動画の2つは認識されていましたが、ここでは「AVCHD形式」も含めた3ファイル認識されています。

また「AVCHD形式」の動画ファイルを形式変換しエクスポートできるのでありがたいですね。

その他の写真・動画管理サービス

他にも写真や動画管理できるサービスがありますが、ここでは検証できていないため、各サービスを取り上げている記事などを参照いただければと思います。
簡単ではありますが、紹介します。

無償サービス

Google フォト:
無料のオンライン写真ストレージサービスで、写真の自動バックアップや共有が可能です。また、検索機能も強力です。

Apple Photos:
Macユーザー向けの写真管理ソフトウェアで、写真の整理、編集、共有が容易に行えます。

有償サービス

Adobe Lightroom:
プロの写真編集ツールで、写真の整理、編集、共有が簡単に行えます。多くのカメラフォーマットに対応しています。

Capture One:
プロの写真家やフォトグラファー向けの高度な写真編集ソフトウェアです。高品質な編集が可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか、「PlayMemories Home」の提供終了に関しては直近の話題ではないため、今更という話題でしたが、私のように久々にSony製のデジカメを使った方も同様のケースがあるかと思います。
同じような課題を感じている方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。